アメトーク「キャンプ楽しい芸人」を見ていて、バイきんぐ西村さんのクッカー(コッヘル)セットのスタッキング術にふるえました。
14個の形や大きさの違う「皿」「クッカー」「フライパン」「ザル」「おろし器」「ボウル」をひとつのクッカーの中にマトリョーシカのごとく入れていき、最終的にはひとつに。こんなキャンプ道具収納みたことない・・。

↓14コ全てを積み重ねて収納して最終的には一個に。

西村さんのすごいところは同じメーカーの食器だけでなく、100均用品も合わせて形の違う器もスタッキングしているところ。
彼は、「一個一個サイズを測りながらスタッキングできるか試していった」と言っていました。
しかし、あのクッカーセットがすごいのは全部きれいに積み重ねられるところじゃないんです!
西村さんのクッカーセットは、2人用のキャンプで必要な調理器具とお皿を無駄なく完璧に網羅してた。
あのクッカーセットの本当にすごいところは、「2人用のキャンプで必要な調理器具とお皿を無駄なく、完璧に網羅している」のです。
おそらく、キャンプ初心者があのスタッキングを見ても、すごさは分からないかもしれません。
しかし、キャンプをやってる人から見たら、あのクッカー&食器群は本当に完璧です。何度もキャンプに行ってこれ必要、あれはいらなかったな、とスクラップ&ビルドしてあの形になっていると思います。
つまりあの道具をそのまま買ってしまえば西村さんのキャンプ経験をそのままいただける・・・1年生から6年生まで飛び級するくらいの感覚、またはテストでカンニングして100点とるような感じです。
そこで、西村さんが使っているキャンプ道具を特定しつつ、何がすごいかをなるべく具体的に書いてみました。クッカー、食器は似ているものを探しただけなので違っている可能性はありますが、参考にどうぞ!
バイきんぐ西村さんがスタッキングしていたおすすめのクッカーセット
まず、積み重ねていたクッカーセットの一番外側から順番に。
アルミプレート

一番下は、トランギアのアルミ皿ではないかと思います。その上に重ねていたフライパンが17cmなので、直径20cmのお皿であれば丁度ハマるサイズ。
アルミ素材の良さは普通のお皿より、軽量で持ち運びに便利なところです。
フライパン


その次は、ユニフレームのフライパン17cm。浅いフライパンに比べて、深型のフライパンは、炒め物のほかにカレーやスープも作りやすいので便利。
キャンプで使うフライパンは深型が何かと良いです。
蓋には同じくユニフレームの山リッドを使っていました。
ライスクッカー


フライパンの中には、ユニフレームのライスクッカーを収納。
ライスクッカーはお米を失敗なくうまく炊けるクッカー。内側に水分量を計測できるメモリがついています。ライスクッカーといいつつ、普通のクッカーとしても使えるので、スープ、鍋、煮込み料理も作ることができます。
食器セット


その中にEPIアルミ6点食器セット。「このお皿はセットで買った」と言っていました。スープやお茶を飲むときに使います。
ザル、ボウル


その中に入れていた小さなザルは100均とのこと。ボウルもおそらく100均です。
ザルはパスタの湯切りに使え、ボウルはサラダや前菜の器として便利です。
しょうゆ皿


醤油皿にしていたのは、EPIのチタンプレートかと思います。醤油皿キャンプに必要?って思われるかもしれませんが、BBQコンロで魚を焼いたり、野菜を焼いたときに醤油をつけて食べたい瞬間、結構あるんです。
おろし器


おろし器は、100均の「ちょのせおろし」かと思ったのですが西村さんのものは、透明なので別物かもしれません。キャンプで魚を焼いたときに大根おろし欲しくなるんですよね。
コンパクトに持っていけるなら、ぜひ買いたい商品です。
まとめ
ざっとクッカーを特定すると、このようなセットになっていました。
私はキャンプを3年やっていますが、こんな風に美しく鍋・クッカー・食器をスタッキングできるレベルに達していません。
何度も言いますが、このクッカーセットは本当に、すごいです。
西村さんは、「食器、クッカーをスタッキングしてピッタリはまった瞬間が楽しい」と収納すること自体を楽しんでいました。
キャンプは自分のギアを揃えて片付けるまでも楽しみのひとつ。ここでは、バイきんぐ西村さんのギアを紹介しましたが、西村さんのキャンプ用品をベースに自分のキャンプスタイルに合わせたクッカーセットを作ってみてください。