冬キャンプ

『マルカ湯たんぽA』が直火OKで、朝まで温かくキャンプに最適という話。

マルカ湯たんぽA2.5Lと3.5L

こんにちは。冷え性で低血圧、冬は手足の冷えに悩むスガタニです。

最近マルカ湯たんぽA(エース)を使ってみたら、12月の山梨朝霧高原(夜の気温マイナス3度)でも、朝まで温かく寝られてビックリしました!

12月朝霧高原の夜12月朝霧高原の夜
湯たんぽ温かい!今までナメてました。すみませんでした。湯たんぽ温かい!今までナメてました。すみませんでした。

以前、ナルゲンボトル1Lを湯たんぽ代わりにしてマイナス10℃の冬キャンプに挑んだ時、夜中に冷めてしまって震えながら夜中にお湯を沸かして以来、湯たんぽは信頼していませんでした。でも、マルカ湯たんぽ、一味ちがいました。あたたかい。

雪の中のテントがいい感じマイナス10℃の雪中キャンプ

しかも、マルカの湯たんぽA(エース)はで直接バーナーの火にかけられるので、沸かすときもすっごく楽!

イワタニジュニアバーナーに湯たんぽをのせる3.5Lの大きいサイズもシングルバーナーに乗った!

2,000円~3,000円で、冬キャンプが劇的に温かくなるマルカ湯たんぽAエース。ものすごくおすすめなのでレビューしていきます。2.5L、3.5Lそれぞれの使用感も書いていきますよ!

『マルカ湯たんぽA(エース)』基本スペック

商品名湯たんぽ Aエース  袋付
メーカーマルカ株式会社
素材【本体】溶融亜鉛メッキ鋼板 / 【口金】しんちゅう / 【パッキン】合成ゴム
容量2.5L 3.5L

内容物

内容物は「湯たんぽ本体、口金、袋」の3点セット。

マルカ湯たんぽA2.5Lと3.5L左2.5L、右3.5L

付属の袋は、「ベージュのもこもこフワフワ」と「唐草模様」の2種類から選べます。

もこもこフワフワの方は、マイクロファイバー素材。抱き枕みたいな触り心地。

マルカ湯たんぽのふわふわカバー

唐草模様の方は綿素材。どちらかと言えばマイクロファイバーの方が個人的にはおすすめです。

ですが、白だから汚れやすい!マイクロファイバーの黒とか発売して欲しいですわ。

マルカ湯たんぽのカバー唐草模様

口金には水漏れしないよう、ゴムパッキンで覆われています。なくしやすいので予備が1つ付いてきます。

マルカ湯たんぽのゴムパッキン

ちなみに、なくしてもゴムパッキンだけ別売りで売っています。

マルカ トタン湯たんぽ用パッキン 2個入
マルカ(Maruka)

暖かさの秘訣。マルカ株式会社は創業90年の『湯たんぽ専門メーカー』

マルカ湯たんぽを作っているマルカ株式会社は、昭和41年創業の湯たんぽ専門メーカー

マルカ株式会社マルカ株式会社ホームページより引用

専門メーカーなので素材違い、大きさ違いで色々な湯たんぽを発売しています。

やっぱ専門メーカーの商品って優れてますよね。痒いところに手が届いている。

素材は、トタン一択。ポリやナルゲンはキャンプでおすすめできない。

色んな素材の中で、キャンプで一番使い勝手が良いのは、トタン素材のA(エース)。直火OK、IH対応、袋付きです。

素材スペック
トタン A

サイズ:2.5L、3.5L

直火OK、IT対応、安価、袋付き

トタンF
サイズ:2.5L、3.5L

直火OK、IT非対応、安価、袋付き

ステンレス
サイズ:2.5L

直火OK、IT対応、やや高価、錆びにくい


サイズ:2.5L

直火NG、IT非対応、高価

ポリ
サイズ:3.0L、2.4L、1.8L

直火NG、IT非対応、安価、カラー豊富

ポリ素材も安くて良いのですが、プラスチック系は直火にかけられないのでキャンプには不便。それならナルゲンボトルを湯たんぽ代わりにして水筒としても使った方が一石二鳥です。

しかし、以前1Lのナルゲンボトルを湯たんぽ代わりにした時、温かさが3~4時間しか持続しませんでした。朝までもたせるなら最低でも2L以上のお湯が必要です。100均の小さい湯たんぽも真冬のキャンプではおすすめできません。

ナルゲンボトルを湯たんぽの代わりにする

『マルカ湯たんぽA』の使い方

①水をいれる

まず、湯たんぽに水を入れます。満タンにせず7割くらいで止めます。アイリスオーヤマのウォータータンク(20L)の口がピッタリ収まりました。注ぎ口の大きさは2.5Lも3.5Lも変わりません。

ウォータータンクから湯たんぽに水をいれる

②ガスバーナー、IHコンロにかける

口金をはずしてガスバーナーにかけます。写真はSOTOのG’Zシングルバーナーに乗せて温めているところ。口金を外さないで火にかけると爆発する危険があるので注意です。ちなみにエースはIHコンロでも温められるので家でも使えます!

シングルバーナーで湯たんぽをあたためる

コンロを変えて、イワタニジュニアバーナーにもお湯を入れた状態で乗りました。2.5Lだけでなく3.5Lも大丈夫。水を入れると3kg近くになりますが意外とシングルバーナーでもいけます!

イワタニジュニアバーナーに湯たんぽをのせる

③口金を閉める

お湯が温まったら口金を閉めます。閉める時はアツアツになっているので、軍手や耐熱グローブがあると良いです。

湯たんぽに蓋をする

あとは、袋に入れればOKです!かわいらしい見た目。

湯たんぽ温かい!今までナメてました。すみませんでした。

【実験】マルカ湯たんぽAエースが朝まで温かいか

ここからは先ほどの容量で温めたマルカ湯たんぽが朝まで温かいか検証します。

結論から言うと、2.5L3.5Lも朝まで温かさが持続しました。※ただ、2.5Lは少し工夫が必要だったのでその辺りも詳しく説明していきます。

【実験①】3.5リットル湯たんぽ

夜11時:沸騰一歩手前で火からおろした湯たんぽの温度。カバーの上からで45℃です。もっと熱々にできますがこれ以上高いと低温火傷の可能性があるので早めに火から下ろしてます。

湯たんぽの温かさ持続実験:夜11時 45℃

朝8時:袋から出すとまだ温かく、温度は33℃。袋の中に入れていても、3.5Lは朝までぬくもりを感じられました。

湯たんぽの温かさ持続実験:朝8時 33℃湯たんぽの温かさ持続実験:朝8時 33℃

【実験②】2.5リットル湯たんぽ

夜11時:表面温度は41℃とやや低め。

湯たんぽの温かさ持続実験:夜11時 41℃

朝8時:冷めきっていて袋から出しても表面の温度は13℃まで下がっていました。うーん、もう少し温かさが持続しないものか。

湯たんぽの温かさ持続実験:朝8時 13℃

後日改めて実験。

11時:湯たんぽをアツアツに沸騰させて53℃にしました。

湯たんぽの温かさ持続実験:夜11時 53℃

53℃だと、肌に3~4分触れているだけで低温やけどしてしまうのでタオルでぐるぐるにくるみます。その後、袋に入れなおします。

タオルでぐるぐるにくるんだ湯たんぽ

朝8時:タオルにくるまれた状態でも温度は29℃。まだまだ温かかったです!アツアツに沸騰させてタオルでくるめば2.5Lでも温かさは持続しました!

湯たんぽの温かさ持続実験:朝8時 29℃

2.5Lの場合、アツアツに沸騰させてタオルでくるまないと朝まで温かさは持続しません。キャンプにタオルを持っていきましょう!

 

マルカ湯たんぽの注意点【低温やけど】

先ほど表面温度50℃まで温めると朝まで温かさが持続する、と書きましたがアツアツの湯たんぽは簡単に低温やけどするので改めて注意を書きます。

低温やけどの注意書きマルカ湯たんぽと一緒に送付されてきた低温やけどの注意

以下、説明書にかかれていた低温やけどの時間めやすです。

44℃では3~4時間

46℃では30~1時間

50℃では2~3分 

50℃以上に沸騰させると2~3分同じ場所に触れているだけでやけどしてしまいます。だから、温めすぎないかタオルでくるむかしましょう。

マルカ湯たんぽ、ホームセンターで取り扱いしてる?

ケイヨーディーツー

最後に、マルカ湯たんぽをどこで買ったら安いか調べてみました。ホームセンターで購入できるのであれば通販で買うよりも安く済むと考え、近所のホームセンターや電機屋へ。

  • ケイヨーディーツー
  • コーナン
  • ヨドバシカメラ

結果、、、、1つもマルカ湯たんぽを取り扱っていませんでした。そもそも、この21世紀に湯たんぽの取り扱い事体がホームセンターに少ない!!電気毛布やストーブ、ホッカイロのコーナーは広くとられていても湯たんぽはコーナーすらない店舗も…。

ホームセンターでなく、近所のスーパーでノーブランドのトタン湯たんぽ見かけたことがありますが、価格は1,600円。

袋付きでマルカ湯たんぽの値段は2,000円。私はAmazonで購入しましたが、他の通販サイトでも大差ありませんでした。なので、ホームセンターを回るよりもいつも使っている通販サイトで買ってしまった方が楽なんじゃないかな、と思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

『マルカ湯たんぽAエース』は直火OK、温かさ長持ちで非常にキャンプに最適です!これ以上の商品あるのかな、って思います。

もし、冬キャンプに行かれるならひとつ持っておくとおススメ!お値段以上の買い物になると思います!

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