軽量アウトドアテーブル持ってますか?
キャンプの軽量テーブルは、軽くて持ち運びが便利な反面選び方が難しい。。私はサイズ、重さ、高さなどが気に入らず2回買いなおして、最終的に3つのテーブルを所有しています。
この記事では、私がキャンプの軽量テーブルを買ってみて、「ここはチェックした方が良い!」と思ったポイントを4つと、踏まえておすすめのテーブルを10個ほど紹介したいと思います。
軽量アウトドアテーブルを選ぶ時のチェックポイント4つ
1.椅子と、テーブルの高さのバランス
すでにアウトドアチェアを持っている方は、ここが一番大事です。
持っている椅子の高さに合った机を選ばないと、椅子に座っている時の作業(料理など)がしずらいです。
デスクでPC作業をしている時に机といすの高さがあっていないと腕がしんどくなったり、背中が痛くなったりしますよね。あの感じです。
高いテーブルとローチェアの組み合わせは腕が疲ますし、
![高いテーブルと低い椅子](https://shonan-camp.com/wp-content/uploads/2018/08/hightable-lowchair.gif)
低いテーブルと高い椅子の組み合わせは背中が痛くなります。
![低いテーブルと高い椅子](https://shonan-camp.com/wp-content/uploads/2018/08/lowtable-highchair.gif)
軽量アウトドア椅子の高さは、製品によってマチマチ。
アウトドアチェアの「座面」って気にしたことありますか?座った時の椅子の高さのことです。軽量椅子って形似てるじゃん。どれも同じでしょ?って思ったら結構違うんです。
商品名 | 高さ | 画像 |
エーライトメイフライチェア | 5cm | ![]() |
ヘリノックス キャンプベッド | 13cm | ![]() ![]() |
ヘリノックス コンフォートチェア | 25cm | ![]() ![]() |
ヘリノックス チェアワン | 34cm | ![]() ![]() |
例えば、ローチェアの代名詞「エーライトメイフライチェア」は座面がたったの5cm。ヘリノックスコンフォートチェアは座面34cmです。
以下は代表的な軽量椅子の座面。結構マチマチです。
「じゃあ、どんな高さの椅子が、どのテーブルと合うの?」と思いますよね。
そこで、実験してみました。以下は身長168cmの私が色んな高さの椅子と、テーブルを組み合わせてみた結果です。
座面10cm前後の椅子の場合、低いテーブルが良い
座面20cm前後の椅子の場合、高いテーブルでも低いテーブルでもOK
座面30cm以上の椅子の場合、高いテーブルが良い
この結果も身長や椅子の形によって異なってきますが、目安として参考にしていただければ幸いです。まず、椅子をすでにお持ちの方は座面を測ってみてください。
2.軽量テーブルを広げた時のサイズ
![お茶漬け](https://shonan-camp.com/wp-content/uploads/2018/09/ochazuke.jpg)
![お茶漬け](https://shonan-camp.com/wp-content/uploads/2018/09/ochazuke.jpg)
写真は、幅40cm×奥行29cmのキャプテンスタッグアルミローテーブルを使用して、3人分のお茶漬けを作っているところです。
40×30cmで、3人で使用するとぎゅうぎゅうでした。このサイズでは2人までが限界です。
作る料理のボリュームにもよりますが、私は「幅40×奥行30cm」~「幅50×奥行40cm」を基準に2人用とし、それ以下のサイズはソロ用、それより上のサイズは3人でも使えると考えています。
ただ、テーブルの上にはランタンやシングルバーナーを乗せたかったり、料理以外にも乗せたい瞬間が多々あります。
そのため、少し大きめのサイズを選ぶと良いです。
ちなみに4人以上のテーブルで、軽量はあまり売っていない印象です。今、ウルトラライトキャンプが流行っているので超軽量ファミリーテーブルも発売されるかもしれませんが、今の所ソロ~2人用の軽量机が主流です。
3.テーブルの耐荷重
次は重さについてです。
バイクキャンプやソロキャンプの場合は少しでも荷物を軽くしたいところ。
車での移動となるオートキャンプの場合は、重いテーブルでも持ち運びは苦になりませんが、キャンプサイトと駐車場が離れていることもあるので、軽いに越したことはありません。
ただ、机が軽すぎると不安になりませんか?軽すぎる机は絶対に「耐荷重」を調べることをお勧めします。耐荷重とは、その机が何kgまで乗せても大丈夫か?ということです。
印象としては、
1kg=普通に軽い机
800g=結構軽い机
600g=すっごく軽い机 ※耐荷重調べないとマズイ
300g=超かるい机 ※耐荷重調べないとマズイ
というイメージです。テーブルが壊れても生死には関わりませんが、失敗して折角のキャンプが台無し・・ということが無いようにしたいです。
4.テーブルの安定性
軽量テーブルは収納した時の形が2種類あります。「折り畳み式」と「収束式」です。
折り畳み式は天板を半分に折りたたんで収納するもの。折り畳み式のテーブルは物を乗せても安定します。特に気を付ける必要はありません。
![ソトフィールドホッパー](https://shonan-camp.com/wp-content/uploads/2018/09/soto-table.jpg)
![ソトフィールドホッパー](https://shonan-camp.com/wp-content/uploads/2018/09/soto-table.jpg)
収束式は、天板をくるくる丸めて収納できるタイプです。かなりコンパクトになります。ザックの外側に括り付けて運べますし、軽量テーブルだと収束式の方が人気です。
![収束式のテーブル](https://shonan-camp.com/wp-content/uploads/2018/09/teble-tenban_02.jpg)
![収束式のテーブル](https://shonan-camp.com/wp-content/uploads/2018/09/teble-tenban_02.jpg)
しかし、収束式は「重いものを乗せると不安定」になるタイプが中には存在しているのです!
天板がすべて「アルミ板」のテーブルなら問題ありませんが、一枚の「布」に何か所かアルミポールを入れて、単に布をピンと引っ張っているだけの机があります。
![軽量テーブルの構造](https://shonan-camp.com/wp-content/uploads/2018/09/keiryou-table.jpg)
![軽量テーブルの構造](https://shonan-camp.com/wp-content/uploads/2018/09/keiryou-table.jpg)
こういった「布」×「アルミポール」のテーブルは安定しませんが、かなり軽いのでメリットもあります。重いものを乗せない&少しでも軽量化したい場合にはおすすめの机です。
おすすめの軽量テーブル10選!!
長々テーブルの選び方を説明してしてしまいましたが、ここからはおすすめの軽量テーブルを紹介したいと思います。
キャプテンスタッグ アルミロールテーブル
重量:700g
組立サイズ:幅40×奥行29×高さ12cm
収納サイズ:幅7×奥行4×長さ7cm (収束式)
耐荷重(約):30kg
安い、頑丈、軽い、使いやすい!キャンパーみんなから愛されるローテーブルです。本当に品質の良い商品ですが、組み立て時の高さが12cmです。椅子の高さと合うかチェックしてからの購入がおススメ。
※記事の一番下にレビュー記事を掲載しています。
重量(約):1.5kg
組立サイズ(約):幅58×奥行41×高さ19cm
収納サイズ(約):幅55×奥行6×長さ10cm (収束式)
耐荷重(約):30kg
キャプテンスタッグアルミローテーブルの大きい方のサイズです。こちらは3人でも使える大きさ!
Helinox(ヘリノックス) テーブルワン
重量:610g
サイズ:幅60×奥行40×高さ390cm
収納サイズ:幅41×奥行11×長さ11cm(収束式)
耐加重:50kg
幅60cm、奥行40cmの広いテーブルなのに重量610gと圧倒的な軽さ。飲み物をいれておけるポケットも便利です。
しかし、テーブルの素材が「布」です。重いものを乗せて使うには安定性が足りないかも。
Helinox(ヘリノックス) テーブルワン ハードトップ
重量:835g
サイズ:幅60×奥行40×高さ39cm
収納サイズ:幅40×奥行12×長さ13cm(収束式)
耐荷重:50kg
先ほど紹介したメッシュタイプのヘリノックスと同じシリーズ。軽いけれど、トップ全体に天板が入っているので重たいものも乗せられます。
ヘリノックス タクティカルテーブル
重量:560g
組立時:幅40×奥行40×高さ30cm
収納時:幅42×奥行10×高さ12cm
【耐荷重】約50kg
タクティカルシリーズはS,M,Lの3サイズ!カラーも迷彩柄やコヨーテなど豊富にあります。
ソト(SOTO) フィールドホッパー
重量:395g
サイズ:幅29.7×奥行21×高さ7.8cm
収納時サイズ:幅29.7×奥行11×高さ1.9cm(折り畳み式)
耐荷重:3kg
重量395gの超軽量テーブル!A4サイズで小さいけれどシングルバーナー、マグカップ、クッカーを置くのに丁度良い大きさです。折りたたんだサイズがとにかく薄い。持ち運びに便利。
※記事の一番下にレビュー記事を掲載しています。
スノーピーク オゼンライト
重量:270g
サイズ:29.7×21×8.5cm
収納時サイズ: 29.7×12×0.5cm(折りたたみ式)
重量270gで超軽量のソトフィールドホッパーよりもさらに軽い!でも、耐荷重の表記がないのでどの程度まで耐えられるか不安です。軽いものしか乗せない場合は良いですね。
ロゴス カラータフテーブル
重量:約960g
サイズ:幅39×奥行24×高さ17.5cm
収納サイズ:幅39×奥行24×長さ4cm
耐荷重:約10kg
ロゴスのカラータフテーブルは、カラーが何種類もあっておしゃれ。お箸が転がって落ちないようになっているのも魅力です。
DOD(ディーオーディー) ライダーズテーブル
重量:920g
サイズ:幅46×奥行36.5×高さ33cm
収納サイズ:幅50×長さ8cm
耐荷重:20kg
耐荷重20kg。2Lのペットボトルを乗せても、スキレットを乗せても大丈夫です。収納時はとても細長くなるのでコンパクト。値段も手ごろで、頑丈で、収納もついてくるのでコスパの高い商品です。
カスケードワイルド
重量:63g
サイズ:幅 30.5x奥行20×高さ8cm
収納サイズ:幅30.5x奥行9x長さ1.5cm
耐荷重:約4kg
重量63gと驚異の軽さ。なのに耐荷重4kgという優れもの。値段もお手頃で2019年、一番最初に私が買ったキャンプギアです。正直超おすすめ!
Moon Lenceアウトドアテーブル
重量:935g
サイズ:幅 40x奥行35×高さ30cm
収納サイズ:幅45x長さ16cm
耐荷重:23kg
moonlenceは2017年日本に上陸した新しいブランド。中国産ですが、保証もしっかりしています。大きさはS,Mの2サイズ。
軽量アウトドアテーブルは色々なブランドから発売されています。選ぶポイントに注意して、素敵なテーブルを選んでください。