Moon Lence、Naturehike(ネイチャーハイク)は共に中国(上海周辺)のアウトドア用品ブランドです。
日本製品に比べて、安い価格でキャンプ用品を販売しています。両ブランドとも評価が高く、テント、マット、テーブルなどをメインに販売しています。
私は両ブランドの製品を使っていますが、どちらも品質的に申し分なく値段から考えたら本当にコスパの良い商品ばかりです。
今回の記事では、両ブランドから販売されている「キャンプ用のコンパクトエアマット」を使ってみたので比較し、それぞれの商品の良さをお伝えしたいと思います。
総合評価 エアマット
こちらがMoon Lenceのエアマット。
Naturehikeのエアマット。
パっと見た時に一番わかりやすい違いは、「Naturehikeは枕付き」「Moon Lenceは枕なし」です。
それ以外にはどんな点が違うのでしょうか?エアーマットを選ぶうえで重要な点を考慮し、まとめてみました。
ブランド名 | MoonLence | Naturehike |
---|---|---|
寝心地 | ◎ | ○ |
収納時のコンパクトさ | 25×10cm | 26×10cm |
重量 | 410g | 470g |
枕の有無 | × | ◎ |
膨らませやすさ | ◎(10~20回) | ◎(10~20回) |
ブランドの信頼度 | △ | 〇 |
カラーバリエーション | オレンジ、緑、ブルー | オレンジ、水色、紫 |
ではここからは、それぞれのポイントを詳しく説明していきます。
寝心地の良さ
結論から言うと、寝心地においては、Moon Lenceの方が気持ちよいと感じました。
Moon Lenceのマットはひとつひとつのふくらみが大きく、寝っ転がった時に「ぷにっ」という感触があります。柔らかく気持ちいい。
Naturehikeは枕もとのふくらみが大きく、体に接する部分はふくらみが小さめになっています。そのため「ぷにっ」とはなりません。やや硬いです。
ナイロンの厚みは両方とも20D(デニール)で、柔らかく気持ちよいと感じる素材。マットの形状と空気の入り方が、寝心地の違いを生み出しているのかもしれません。
ひとまず、寝心地はMoonLenceに一票。
Moon Lenceのマットは、ひとつひとつの空気のふくらみが大きく、ぷにっとして気持ちいい!
収納時のコンパクトさ、重量
次に収納についてです。エアーマットは登山やバイクキャンプなど軽量の必要があるキャンプで使われることもあるので、コンパクトさはとても大切。
収納時のサイズ、重量は以下のようになっています。
Moon Lence | Naturehike | |
収納時のコンパクトさ | 25×10cm | 26×10cm |
重量 | 410 g | 470g |
この表だけ見ると、Moon Lenceの方が軽くて良い!となりますが、枕がついてないので、その分重さを足すと同じような重量になります。
コンパクトさについては、両者引き分けとします。
Moon Lence、Naturehikeどちらも重量は同じくらい。
枕の有無
続いて、枕の有無です。Naturehikeはマットレスの頭が枕の形になっています。そのため、別途ピローを買う必要がありません。
先ほども記載しましたがMoon Lenceは枕がないので、別途エアーピローを買う必要があります。
枕の、収納時のサイズは「13×5cm」。重さは「78g」。枕とエアーマット両方を持っていくことを考えると、Naturehikeの方が少しコンパクトで軽くなります。
しかし、着替えやダウンを枕にする方法もあります。その場合はMoon Lenceの方が良いでしょう。
枕については、寝方の好みが大きく関わってくるので一概にどちらがおすすめと言えませんが、枕を忘れたら絶対に寝れない!という方はNaturehikeが良いと思います。キャンプはなぜか忘れ物をすることが多いので。
寝るときに絶対に枕を使う人はNaturehikeがおすすめ。
膨らませやすさ
エアーマットの膨らませやすさは、購入を検討するうえで大事な要素。登山や運動をした後に、何10回も空気をいれるのって結構しんどいですからね。
膨らませる回数については女性の私が膨らませてみて、Moon Lence25回、Naturehikeは15回とNaturehikeの方が早く膨らませられました。
しかし、口コミを見るとMoonlenceも13回で膨らませられた!という人もいるので膨らませ方にコツがありそうです。
両ブランドとも空気口が二重バブルになっており、漏れにくい仕組みになっているので空気漏れについては両ブランドとも安心できます。
膨らませやすさについては、公式の発表ではどちらも10-20回です!
ブランドの信頼度
アウトドア用品を買う上で、ブランドの信頼性はとても大切。雨や風が降っても問題ないクオリティの製品なのか実際に使ってみないとわかりません。
ブランドの信頼性を確かめるひとつとして、私は他の国のメーカーでも公式サイトの有無をチェックしてから購入することにしています。
以下は、Naturehikeのサイト、かなりしっかりしています。
Naturehikeは公式サイトがあったのですが、Moon Lenceは見つけることはできませんでした。そこで、Moon Lenceに直接メールで、
どういった事業を展開している会社なのか?
何年に設立された会社なのか?
ということを質問してみました。すると、以下の回答をいただきました。
弊社はアウトドア用品の開発と販売を従事しております。 その以外の事業は一切ございません。 2014年会社を設立しまして、
先にアメリカのアマゾンで販売を始めました。 アメリカのアマゾンでなかなか好評をいただいたため 日本のアマゾンでの事業は2017から始まりました。 弊社からご購入いただいた商品は、ライフタイムがございます。 お買い上げ日より正常な使用状態で、万一不具合が生じたら、 30日以内の返品・交換を承ります。 30日以上の場合には、 期間を定めず無償で修理に対する保証をご提供したします。 お客様は安心的に購入することができます。
Moon Lenceの活動は、日本で2017年から始まったみたいですね。ブランドとして安心できるかは少し不安がありますが、30日間の返品・交換を受けてくれるという点で安心感。保証が手厚いところが魅力的です。
Naturehikeは公式サイトを見るとしっかりしてそう!Moon Lenceは、とりあえず保証がついてくる!
カラーバリエーション
最後にカラーバリエーションです。
Moon Lenceの方は「オレンジ」「緑」「青」の3色
Moon Lenceの方は「オレンジ」「緑」「青」の3色展開です。基本的にMoon Lenceの方が明るめの色彩になっています。
オレンジカラー
ブルーカラー
緑カラー
Naturehikeの方は「オレンジ」「水色」「紫」の3色展開
Naturehikeの方は「オレンジ」「水色」「紫」の3色展開です。
オレンジカラー
水色カラー
紫カラー
Moon Lenceの方が若干明るくてパキッとした色合いになっています。
この前友人がMoon Lenceの緑を使っていたのですが、ヨモギ餅のようなきれいな色で欲しくなりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?Naturehike、MoonLenceのエアーマットを比較してきましただ、寝心地の良さ、枕の有無、色合いを中心に考えると良いかと思います。
どちらも品質的には満足いくものなので、安心して選んでくださいね。
他にも軽量椅子や、軽量キャンプ用品の記事を書いているのであわせてご覧ください。