なるべく荷物を減らしたいソロキャンプ。料理器具だってコンパクトに収納したいですよね。
私がソロキャンプの料理道具で、こだわっているポイントは2つ。
- 軽量で、コンパクトな収納。100均用品もうまく使って金銭的にも無駄のない装備にすること。
- キャンプ場近くに一件しかない品ぞろえの少ないスーパーの食材でも何か作れる汎用性の高い調理器具。
以下は、私がソロキャンプをした時の道具です。
1泊分の荷物が30Lのリュックにはすべて入っていますが、中でも調理器具の収納にはこだわりました。
全キャンプ道具のリストはこちらの記事で。
この記事では、私がこれまでキャンプを繰り返してたどり着いた「何でも作れて汎用性が高く、コンパクトな調理器具」を紹介していきます。
ソロキャンプ料理に必要な道具①~⑭
以下の①~⑧までは「調理器具」、⑨から⑭はアルミホイルなど、料理をするときに「役立つ周辺道具」という感じです。
- クッカー
- 焚火台(BBQコンロ)
- マグカップ
- テーブル
- シングルバーナー
- ナイフ
- カラトリーセット(スプーン、フォーク、箸)
- トーチバーナー
- アルミホイル
- 牛乳パック(まな板代わり)
- キッチンペーパー
- 軍手
- スポンジやアクリルたわし
- 着火剤
具体的に料理するメニューを決めているときは、「今日はクッカーいらないな」とか「トーチバーナーは置いておこう」と荷物を置いていくときもあります。
ただ、ソロキャンプの時はあまり凝った料理をしないので、リストに挙げた①~⑭とりあえず全部持っていきます。そして、スーパーでメニューを考えます。
①~⑭がすべてあれば、だいたい何かしらのメニューは調理できるという感じです。
では、ここからは私が使っている各道具を紹介します。
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ソロキャンプ料理道具(クッカー、焚き火台、マグカップ、テーブル、バーナー、)
①クッカー「ユニフレーム山クッカー角型3」
私が使っているユニフレーム山クッカー角型3は、パスタ、ラーメン、鍋料理、炊飯など汎用的に使えるクッカーです。
クッカー大、小、フライパンの3つが付いてくるのも特徴で、3つのコッヘルを巧みに使って色んな料理を楽しむことができます。
冬の季節だと「クッカー大:湯豆腐」「クッカー小:熱燗を温める」「フライパン:薬味入れ」で熱燗を楽しんだり。
「クッカー大:豚バラミルフィーユ鍋」を作りつつ、「フライパン:コーンバター」をして、前菜を作ったり。
これ1つあればソロキャンプの料理はだいたい作ることのできる万能クッカー。
それがユニフレーム山クッカー角型3です。少々お値段は張りますが、間違いのない商品です。
ユニフレーム山クッカー角型3は、これひとつあれば何でも料理できる万能クッカーです。
②焚き火台「ピコグリル398」
キャンプ界のMacbook Airことピコグリル398。私がソロキャンプでピコグリルを選んだ理由は、その軽さとコンパクトさに惹かれたからです。
折りたたむとA4サイズになり、重量は398g。まるでノートを持ち歩いている感覚の焚火台。
ピコグリルは焼き網がついてこないことが唯一の欠点なのですが、100均の立脚式網がピッタリはまるサイズなので問題ありません。
ソロキャンプは夕飯を食べた後、時間を持て余しがちなので焚火を見つめながらマシュマロを焼きます。その瞬間が至福。
また、ピコグリルとメスティンを使ってグラタンが作れるのも魅力。(作り方は後日アップします。)色々な使い方が楽しめます。
キャンプ界のMacbook Airとことピコグリル398。軽くてコンパクトでノート感覚で持ち歩ける焚火台です。
③マグカップ「ベルモント シングルマグ」
マグカップにこだわりはありません。安かったのでこちらを買いました。
マグカップは100均にも売っています。でも、ベルモントシングルマグも安かったので買いました。
④テーブル「SOTO フィールドホッパー」
ソト(SOTO)フィールドホッパーはソロキャンパーに人気の1人用テーブルです。重量395g、収納するとA4の半分になるサイズが魅力。
シングルバーナー、クッカー、マグカップを乗せてピッタリのサイズ。
同じ大きさのテーブルでスノーピークのオゼンライトがありますが、耐荷重が書いておらず何kgまで乗せられるか分からなかったのでSOTO製品にしました。
ちなみに、ソトフィールドホッパーの耐荷重は3kgです。
SOTOフィールドホッパーはソロキャンプに最適なサイズのテーブルです。
⑤バーナー「イワタニ ジュニア コンパクトバーナー」
イワタニジュニアコンパクトバーナーは市販のカセットボンベ(CB缶)で使えるバーナーです。
アウトドア缶(OD缶)を使うタイプのバーナーの方がコンパクトになりますが、燃料が安いので私はCB缶派です。
中でもイワタニジュニアバーナーは、使いやすく値段も手ごろ。
イワタニジュニアバーナーは、市販のカセットガスで使えるコスパの良い製品です。
ソロキャンプ料理の道具(ナイフ、バーナー、カラトリー)
⑥アウトドアナイフ「Nikatto」
アウトドアナイフはアマゾンレビューが高評価でお手頃だった「Nikatto」というものを使っています。栗の硬い皮も切れる強度の高い刃が気に入っています。
ソロキャンパーに大人気のオピネルも持っていますが、硬いものが切りずらいので「Nikatto」を使うことが多いです。
硬い食材を切るときは、刃が分厚くてしっかりした「Nikatto」がおすすめです。
⑦スプーン、フォーク「100均」
スプーンとフォークがセットになっているカラトリーセット。ダイソーで購入しました。
⑧トーチバーナー「SOTO フィールドチャッカー」
バーナーはSOTOフィールドチャッカー。焚き火をする時、トーチバーナーを使うと着火が早いのでひとつ持っておくと良いです。
お刺身を軽く炙ったりするのにも使っています。
着火の時、トーチバーナーを使うとライターより早い!お刺身を軽く炙る場合も便利!炙りはんぺんや炙りしめさばが作れます。
ソロキャンプ料理道具(アルミホイル、まな板、キッチンペーパー、軍手、たわし、着火剤)
⑨アルミホイル
アルミホイルは、焚火を使う調理には欠かせないアイテム。
野菜も、お肉もアルミホイルで焼くとジューシーでおいしくなります。
⑩牛乳パック
まな板の代わりに牛乳パックを使っています。切って汚れたらそのまま捨てられるので便利です。
⑪キッチンペーパー
キッチンペーパーは無くても良いですが、汚れたお皿をふくのに便利です。
後は、焼き芋を作るときに、キッチンペーパーを濡らしてからアルミホイルでくるむとパサパサになりません。同じようにじゃがバターも作れます。
⑫軍手
炭の火おこしや熱い鍋をつかむときに軍手は必要です。
⑬アクリルたわし
水場にスポンジや洗剤がある場合は不要ですが、汚いスポンジだと嫌なので持っていっています。アクリルたわしは洗剤を使わなくても汚れが落ちやすいので、キャンプや山におすすめです。
⑭着火剤「ロゴス 防水ファイヤーライター」
LOGOSの防水ファイヤーライターは、すごく火力の強い着火剤です。これ1つで13分燃え続けてくれるのでうちわであおぐ必要はありません。
炭の火おこしを劇的に楽にしてくれる着火剤。
以上で私がソロキャンプの時に使っているキャンプ料理道具の紹介は終わりです。
キャンプの料理道具で一番最初に購入するであろうクッカーについて、選び方をまとめました。よろしければこちらもご覧ください。
キャンプレシピ
ここまで紹介した調理器具で作ったレシピは以下の記事に掲載しています。よかったらこちらもご覧ください。
キャンプ料理のきほん
キャンプ料理がはじめて!という方向けに「キャンプ料理のきほん」について記事を書きました。これからソロキャンプを考えている方はぜひご一読ください。