こんにちは。キャンプ料理研究家スガタニです。
私は3年前ソロキャンプ&2~3人で使う用のテントとして、「Naturehike(ネイチャーハイク)Pシリーズ2-3-4人用」を1万円くらいで購入しました。
デザインがイケてないので最初は気に入ってなかったのですが「軽量、5分で設営できる、居住性広々、タープ不要」と良いところがたくさん。
使っていくうちにどんどん好きになっていったので、レビューさせてください。
「ネイチャーハイク Pシリーズ」テントを購入した理由
なぜこのテントを購入したかというと、当時の私の気持ちはこんな感じ。
- ソロキャンプ楽しそう!試しにやってみたい。
- でも、今後1人でどれだけキャンプするか分からない!だから、2人~3人入る大きさが欲しい!
- 車乗れない!徒歩キャンプだし、軽量テントがいい!
- 試しに買うから安いテントが良い!1万円くらい希望!
つまり、軽量、安価、居住性広々を求めていたわけです。わがままですよね笑
そんな条件でテントを見ていくと、最終的にこの「NaturehikePシリーズ」のテントしか残らなかった、という感じです。
今は無難なホワイトが発売されていますが、当時は無かったので水色×赤という何とも言えない中華系カラーに。おしゃれじゃないので、最初は全然気に入っていませんでした。
でも3年間色んなキャンプ場で使っていくうちに、「NaturehikePシリーズ」の良さをじわじわ感じ始めたのです。
- MAX3人までOKの居住性
- 重量2.5kg
- キャノピー(屋根)が付いてるからタープを持っていく必要がない
- 30Lのリュックに入るコンパクトさ
- 対水圧4000mlで大雨でも大丈夫
- 5分で設営できる
- 1万円以下で購入できるテント
正直他のテントに買い替える理由がない…。ダサいと思ってた水色もここまで優秀なら愛着が沸いてくる!
3年間色んなキャンプ場で使って4年目もこのテントでいきます。
ネイチャーハイクはどこのブランド?中国のモンベル的存在。
Pシリーズテントの紹介の前に、まずネイチャーハイクがどんなブランドか紹介したいと思います。
Naturehikeは中国(寧波市)のアウトドアブランドです。登山用の軽量ギアの取り扱いが多く、テント、寝袋、マット、椅子、バックパック、クッカー、ランタンなど色んなラインナップを揃えています。
個人的には、登山用品を多数取り扱う日本のブランド、モンベルの中国版といったイメージ。
中国以外にも、韓国、台湾、ブラジル、インドネシア等、色んな国に代理店があるので、公式サイトは英語版と中国語版2つあります。
私はマット、コット、テントの3つをネイチャーハイクで揃えています。マット、テントはもう3年使っていて全く問題ありません。
製品は総合的にどれもクオリティが高く、安いです。
「Naturehike」テントは種類豊富。現在11種類ある。
Naturehike製テントは、品質も高いですがデザインもカッコイイです。色んなシリーズが発売されており、現在デザインは11レパートリー。
最近特に人気なのは、以下3シリーズ。
「monger(モンガー)」
「hiby(ハイバイ)」
「CloudUP(クラウドアップ)」
人気の3シリーズと比較して私が使っている「Pシリーズ」はシンプルで古典的…。昔ながらのテントって感じのデザインです。
でも、昔ながらの「自立型ドーム式テント」だからこそ初心者でも組み立てが簡単な所が魅力!!!
キャンプ初心者の友達に何も言わず渡したら10分くらいで設営できてました。それくらい分かりやすいです。
「Pシリーズ」の設営ステップ(慣れれば5分)
では、ここからは「Pシリーズ」の設営ステップを紹介していきます。
付属品は5点
インナーテント、フライシート、ペグ、ロープ、ポールが「Pシリーズの中身」。ハンマーは付いてきません。
①インナーテントの上にポールをクロスするように配置
インナーシートを地面に広げます。2本のポールを組み立て「x」の形に配置します。
②フックをポールにひっかける
赤いフックをポールにひっかけていきます。
③ポールの先端をテントの四隅に刺す
ポールの先端をテントの4隅に差し込んで、インナーテントを立てます。
④フライシートをかぶせて完成!
最後に上からフライシートを被せて完成です。四隅は留め具でとめて飛ばないようにします。
このテントは自立して立ってくれるので、ペグは風が強い時だけ打てばOK。ペグ打ちしないとぺにゃっとしますが。
設営時間は慣れれば5分、慣れていない人で10分です。ペグ打ちする場合はさらに5分という感じ。かなり簡単に設営できるテントです。
キャノピー(屋根)があることも魅力
また、「Pシリーズ」のもうひとつの魅力は、このドア部分を伸ばしてキャノピー(屋根)にできること。
タープを別途買うと1万円くらいしますが、キャノピー付きテントの場合それがまるっと必要なくなります。
支柱はトレッキングポールを使っていますが、ない場合は1000円くらいの安いポールでもOK。
タープ部分がないと、雨が降った時に大変です。山の天気は変わりやすいので、晴れていても雨対策は必須。
ネイチャーハイクのテントは対水圧4000mlで大雨でも安心です。以前、標高1600mの霧ケ峰高原でも余裕で過ごせました。
前室もあるので、靴も雨に濡れない!
「Pシリーズ」テントはコンパクト
以上、これだけの機能を備えるネイチャーハイク「Pシリーズ」テントでしたが、サイズは非常にコンパクト。折りたたんだサイズはこんな感じ。
30Lのバックパックにすら収納できます。このリュックの中身に入っています。
Pシリーズのサイズ:おすすめは4人用
Pシリーズテントはサイズが2種類ありますが、おすすめは4人用。
テントは「収容人数-1人」で購入するのが基本なので3人用はMAX2人、4人用はMAX3人まで入れます。
3人用 | 【フロアサイズ】:205cm(長さ)*160cm(幅) | 【包装サイズ】46cm*16cm*16cm | 【前室面積】:0.76 ㎡ 【重量】2.3kg | |
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4人用 | 【フロアサイズ】:210cm(長さ)*210cm(幅) | 【包装サイズ】48 cm *18cm*18cm | 【前室面積】 1.12 ㎡ 【重量】2.5kg |
私が使っているのは4人用で2.5kg。3人用と重量200g、畳んだ時の大きさも2cmずつしか変わりません。4人用でも30Lのバックパックに入れる事ができます。
正直、4人用で自立式ドーム型で30Lのリュックに入るテントって他にないと思います。だから、本当におすすめ。マジでコスパ良いテントです。
以上、3年間ずっと使っているNaturehikeのテントを紹介しました。最初のテントにぜひ使ってみてください!離れられなくなります。