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【裏技】炭の火おこしは着火剤の位置を少し変えるだけで、簡単になる!

チャコールスターターから火がでる

キャンプ、バーベキューの火おこしって大変ですよね。

特に一番手がかかるのは、着火剤から炭に火が燃え移るまで。その間、火が消えないようにウチワや送風機で風を送り続け、炎を安定させなければいけません。この時間が本当にめんどくさい。

炭に着火送風機で着火剤の火を大きくする。

今まで固形燃料、液体燃料、牛乳パック、ポテトチップス等、色んな着火剤を試してきましたがこのウチワであおぐ面倒な手間を省くことはできませんでした。

しかし先日、日本バーベキュー協会が主催するBBQに参加させてもらった時、ある「火おこしの裏技」を聞きました。

その方法を使うと、一発で手間なく簡単に炭火が燃えあがるんです。

火おこしで今まで悩まれていた方、ぜひお試しください。キャンプ、BBQが変わります。

【裏技】チャコールスターターの下に着火剤を置く。それだけ。

日本バーベキュー協会の人が使っていた火おこしの裏技、

それはチャコールスターターの下段に固形で燃焼時間が長い着火剤を置くことです。

ちなみに「チャコールスターター」は炭の火おこしに使われる機材。別名「チムニースターター」や「火おこし器」とも言います。

炭火に素早く着火する裏技は以下の3ステップ。

  1. まず、チャコールスターターの上段に炭を積みます。
  2. チャコールスターターの下段に着火剤を入れて火をつけます。

すると、着火剤の炎は上にのぼり放っておいてもたくさんの炭に着火します。ウチワで仰ぐ手間はありません。
チャコールスターターの使い方

ちょっとイラストじゃ具体的にイメージできない!という方向けに次は写真で方法をご紹介します。

【裏技】チャコールスターターの下に着火剤を置く。実写編。

【1】バーベキューコンロの上に着火剤を置いて、火をつけます。

着火剤に火をつける

火がつきました。

着火剤に着火する

【2】炭を上段に敷き詰めたチャコールスターターを着火剤の上に置きます。

着火剤の上にチャコールスターターを置く

【3】しばらくすると炭に火がついて、煙が出てきます。

火おこし起の煙

【4】10分くらいで、炭全体が大きく燃え始めました。うちわで仰ぐことも送風機で風を送ることもしていません。

チャコールスターターから火がでる

【5】そのまま20分~40分放っておきます。すると、炭火が全体的に白っぽくなってきます。炭は白っぽい状態が高温で料理に適しています。これで火おこし完了。


【6】チャコールスターターをひっくり返し、バーベキューコンロに炭を移します。手袋をしてやけどをしないようにします。

炭をバーベキューコンロに移す

火おこしを簡単にする【裏技】のポイント

上記で紹介した【裏技】で最も大切なポイントは2つ。

  1. 「燃焼時間が長い(10分以上)」
  2. 「火力が強くて固形」

この条件を満たす着火剤を買うことが必要です。

今回使用した着火剤は、「Weber(ウェーバー)の天然素材着火キューブ」。3つで15分程度燃え続けていました。ライターで簡単に着火できます。

もうひとつ、おすすめの着火剤は「LOGOS(ロゴス)の防水ファイヤーライター」。1個で13分燃焼する優れもの。こちらもライターで簡単に着火できます。

湿気に強い素材で作られているので使いきれなかった場合も安心。次のシーズンまで保存しておけます。長い目で見て便利な着火剤なので、私はいつもロゴスの防水ファイヤーライターを使っています。

レビュー記事はこちら。

裏技を行うにあたって、着火剤は種類を選びましたが、チャコールスターターについては何でも良いと思います。

安価なのは「キャプテンスタッグ」製品。

折り畳みできるタイプがよければ「ユニフレーム」。

「コールマン」製もあります。

まとめ

ウチワで仰ぐ面倒な手間がなくなったらとってもBBQ、キャンプが楽になりますよね。その間、ゆっくりビールを飲んで楽しい時間にしましょう。

また、炭の火おこし手順は動画でもアップしました。わかりにくい場合はこちらもご覧ください。

炭の着火手順①

炭の着火手順②

炭の着火手順③

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