キャンプの定番料理といえば「カレー」。
今回の記事ではキャンプ料理の基本的中の基本。レトルトカレー、レトルトごはんの作り方を書いていきます。
レトルトカレーも、ご飯も湯煎であたためればOK
普段はレンジでチンするイメージが強いレトルトカレーとごはんですが、湯煎でも作ることができます。
サトウのごはんをはじめとするレトルトごはんは約15分湯煎。カレーはメーカーにもよりますが、だいたい3~5分程度湯煎すればOK。
なのでキャンプで作る時は、最初にサトウのごはんを湯煎して温め、残り3~5分になった時点で同じコッヘルでカレーを温めると良いです。
手順としては単純で説明することはこれだけなのですが、一点問題があります。
クッカーが小さすぎると、サトウのごはんが入らない
ソロ用の小さいクッカーで作る場合、あまりに小さいものを使っているとサトウのごはんが入らない恐れがあります。
こちらはファミリーマートで購入したレトルトごはん。
横幅は12cm。
一般的な他サイズのレトルトご飯はだいたい同じサイズ。なので、少なくとも直径が12cm以上のクッカーを持っている必要があります。(12cmだとギリギリなので、12.5cm以上ですかね)
小さいクッカーで温めようとすると、こんな風に入りません。
たとえば、コールマンのパックウェイとか。
イワタニプリムス(M)辺りが、人気のクッカーですが、この2つは両方とも直径12cmです。
私はユニフレーム山クッカー角型3を使っていますが、13cm×13cmなので横幅は問題ありません。ただ、縦はすべて入らない。。
そのため、こんな風に半分以上はみ出した状態で温めています。
そういった場合はお湯につかってる半分を15分湯煎、もう半分をくるっとまわして15分湯煎して合計30分かけてサトウのごはんを温めます。
クッカーの選び方:大事なのは直径12.5cm以上であること
クッカーの直径は、購入するときに最も大切なポイントだと個人的には思っています。あまりに小さいと食材が全然入らないんです。
以下はキャンプでよく使用する食材、冷凍うどん(そば)、パスタ、サトウのごはん、インスタントラーメンの横幅です。
食材 | 幅(cm) |
---|---|
インスタントラーメン | 12cm |
冷凍うどん | 10cm |
パスタ(半分に折った状態) | 14~15cm |
サトウのごはん | 12cm |
この4つの食材はキャンプ飯で非常によく使う食材。これらを調理するためにクッカーは12.5cm以上は必要になります。
特にパスタは2つ折にしても、小さいクッカーだとお湯から大幅にはみ出てしまうので注意が必要です。
棒ラーメンしか作らない、お湯しか沸かさない、という方であれば小さいコッヘルでも問題ありませんが、いろんな料理を楽しみたい方は直径12.5cm以上のクッカーがおすすめです。
おすすめのクッカー
では、ここからは直径12.5cm以上のおすすめクッカーを紹介していきます。
コールマン(Coleman) パックアウェイソロクッカー
サイズ:約直径12.5×高さ10cm 容量:900ml
アニメゆるキャン△の主人公が使っているモデルになったクッカー。赤い取っ手がかわいい商品です。直径が12.5cmなので、だいたいの料理は可能です。
スノーピーク(snow peak) アルミパーソナルクッカーセット SCS-020
一番大きいクッカーのサイズ:直径148×75mm 容量1000ml
クッカーが2つ、フライパン2つがセットになってついてきます。そのため、色んな料理が調理可能。2~3人分の料理は賄えます。
クッカーが4つセットなのに重量は485gと軽量です。
トランギア(trangia)メスティン
サイズ:直径16.5×9.0×6.5cm 重量160g 容量750ml
ベテランキャンパーに大人気のメスティン。スウェーデントランギア社の製品です。最近は人気すぎて、どこの店も品切れなのが悲しい。
ソト(SOTO) ナビゲータークックシステム
サイズ:直径17.9x高さ3.5cm
近年は、キャンプクッカーのティファール化が進んできて取っ手が取り外せ、クッカー同士を重ねられるタイプが多くなってきています。
ソトのナビゲータークックシステムはやや大きめの直径17.9cm。2人キャンプに丁度よいサイズです。
ユニフレーム(UNIFLAME)山クッカー角型3
一番大きいサイズ:直径12.7×12.7×高さ7.45cm
ソロ~2人用のクッカーで個人的に一番おすすめなクッカーです。
四角型のクッカーはドリップコーヒーのお湯を注ぎやすかったり、インスタントラーメン、冷凍うどんなど四角型の食材を入れやすくなっています。