もし、この記事を読んでいるあなたがクッカー(コッヘルともいう)をどれにしようか迷っていて、色々なレビューやおすすめ記事を読んでいるとしたら、その作業は今日で終わりです。
なぜなら、ソロ~2人用で本当におすすめできる山クッカーは、「ユニフレーム山クッカー角型3」と自信を持って言い切れるからです。
私はものすごいネガティブ思考なので、普段なにかを言い切ることはありません。
そんな私が、このだけは絶対に良い!と自信をもっておすすめしたいキャンプ・登山コッヘル。それがユニフレーム山クッカー角型3です。
ユニフレーム山クッカー角型3めっちゃ良い!と思うポイント11個
- 3つクッカーがついてくるので、「ごはん」「目玉焼き」「お味噌汁」が同時に作れる。
- 重量は3つで449グラム。3つ重ねてコンパクトに収納(スタッキング)できる
- 米が2合まで炊飯できる
- 鍋もできる
- インスタントラーメンのアレンジが無限
- 冷凍うどんも入る
- おそばも入る
- パスタも入る
- 冷製パスタ・冷やし中華もクッカーひとつでできる
- お鍋としてではなく、ボウルとしても活用できる
- コーヒーにお湯を注ぐとき、こぼさない
こちらが、ユニフレーム山クッカー角型3です。クッカー大、クッカー小、フライパンの3つがセットになってついてきます。
ちなみに、山クッカー角型1と山クッカー角型2もあります。
角型1は一番大きいクッカーのみ。角型2はフライパンなしでクッカー大とクッカー小のみです。
現在、角型1と角型2はamazonで売り切れになっていて、主流は角型3のようです。
買う前は、クッカー3つもいるかな?ましてフライパン必要?と思っていたのですが、3つあると超便利。では、ここから詳しく性能を説明していきます。
①3つクッカーがあると、「ごはん」「目玉焼き」「お味噌汁」が同時に作れる


クッカーが3つあると便利な理由。それは、ごはん、味噌汁、おかずの黄金のトリオを作ることができることです。2つしかないクッカーだと、味噌汁・おかずどちらかを諦めなければなりません。
そして、フライパンがあることで目玉焼きが作りやすい!深めのクッカーだと作りにくいので、浅いフライパンが便利なんです。
しかも、ユニフレーム山クッカー角型3は、蓋がついてきます。目玉焼きを蒸し焼きにできるので、良く焼き派の人にも朗報です。
②重量は3つで449グラム。コンパクトにスタッキング(収納)できる
ユニフレーム山クッカー角型3の重量は449g。3つ合わせたグラム数です。もし、もっと軽くしたい場合は、クッカー大だけ持っていけばOK。半分以下の212gになります。
料理を楽しみたい場合は3つセットで、ガチで登山する時など少しでも荷物を軽くしたいときは、クッカーを1つだけ持っていくといったように目的に応じて使い分けができます。
ちなみに収納時は3つを重ねてスタッキングできるので、こんな感じでコンパクトになります。




③米が2合まで炊飯できる


ユニフレーム山クッカー角型3は蓋がついてくるので、お米を炊くこともできます。※クッカーには蓋がないものもありますので、注意が必要です。
ちなみに、冒頭の写真では米を2合炊いています。2合がマックスで、1.5合くらいが丁度良さそうな感じでした。
炊き方はいたって簡単。米を30分程度水に浸しておいて、強火で約5分、弱火で10分、15分蒸らせばOKです。水につけておけば芯が残ることもなく、おいしい米が炊けます。
お米は主食なのでやっぱり米が炊けると料理のレパートリーが一気に増えます。
④鍋もできる
米を2合まで炊けるユニフレーム山クッカー角型3。ほかのクッカーよりも容量が大きいので鍋だってできちゃいます。写真は豚バラミルフィーユ鍋。2人分です。


⑤インスタントラーメンのアレンジが無限
よく、角型クッカーの良いところとして、袋ラーメンを折らずにそのまま調理することができる点があげられます。
ラーメンをよく食べる人なら、専用のラーメンクッカーを使う方がよさそうな気がしますが、私はラーメンしか作らない人にも、ユニフレーム山クッカー角型3をおすすめします。
なぜなら、フライパンを使って具を炒めて、袋ラーメンをアレンジすることができるからです。例えば、事前にコーンを炒めてみそバターコーンラーメン。


フライパンでひき肉をコチュジャン&豆板醤で炒めて、タンタンラーメン風にすることもできます。
ちなみに、ユニフレーム山クッカー角型3に入る袋ラーメンの量は2つまでです。
⑥冷凍うどんも入る


ラーメンだけでなく、冷凍うどんだって入ります。私個人的には四角クッカーの良さは袋ラーメンより冷凍うどんが入ることだと思っています。
袋ラーメンは2つに折って入れることができますが、冷凍うどんを折るのはすごく大変なので、その恩恵は大きいです。
ちなみに冷凍うどんは2玉まで入れることができます。
⑦おそばも入る


うどんだけでなく、そばだって入ります。
写真は、ユニフレーム山クッカー角型3で乾燥のおそばを茹で、水にさらして冷やしたぬきそばにしたものです。
ちなみに、おそばは3束まで入れることができます。
⑧パスタも入る(2つに折った方が良い)


そして、ラーメン、うどん、そば、に加えてパスタも入ります。写真は真ん中で半分に折ったパスタを茹でている様子。
丸型の小さいコッヘルだとパスタが一度に漬かりきらないので苦労していました。四角クッカーは一度に麺が漬かるので便利です。


⑨冷製パスタや冷やし中華もクッカーひとつでできる


ユニフレーム山クッカー角型3は、麺を茹でることから水切りまで全部コッヘルひとつでできます。
四角の角を利用して、麺をトングで押さえながら水切りすればザルが必要ありません。こちらは冷やし中華麺の水切り。


こちらは、パスタの水切り。


冷製パスタです。
冷たい麺類があると、夏のキャンプ飯が楽しくなります。


⑩お鍋としてではなく、ボウルとしても活用できる
ユニフレーム山クッカー大は1.5ℓの容量が入るので他クッカーと比べて大きめです。
そのため水切りだけでなく、食材を洗ったり、あえたりするボウルとしても使うことができます。ボウルをキャンプやバーベキューに持っていくの結構面倒なんですよね。
こんな風に韓国焼き肉をした時は、3つそれぞれをボウルとして使いました。次の日の朝ごはんでは、お鍋として使えるので、荷物が少なくなって楽ちんです。


⑩コーヒーにお湯を注ぐとき、こぼさない
こちらはレシピではありませんが、ハンドドリップでコーヒーを入れるときに四角クッカーだと、お湯が入れやすいです。
丸形クッカーだと注ぎ口が広いのでお湯が結構こぼれます。その点、四角だと角の部分から細くお湯を入れることができるので、こぼさずに入れることができます。
私はコーヒー大好き人間なので、丸形から四角クッカーに変えて一番感動したことは、コーヒーをハンドドリップで入れられるようになったことでした。
いかがでしたでしょうか?
長文になってしまいましたが、ユニフレーム山クッカー角型3は、本当におすすめなクッカーです。
お値段は他のクッカーよりも少々高めに設定されていますが、米、うどん、パスタ、ラーメンなどだいたいの料理が可能になるので、山、キャンプでの料理の幅が本当に広がります。
最初は、クッカーでそんなに料理するかな?と思っていたのですが、山、キャンプで食べるご飯は本当においしいのでどんどんレパートリーがほしくなります。
中長期的に見て、長く使えて、しかもコンパクトなクッカー。本当におすすめです!